就職とともに自分の給料で生活することになり、経済的に自立するステージです。学生時代に親が掛けていてくれた補償の見直しとともに自分自身でしっかりと考え、備えることが大切です。
ただし、独身のうちはそこまで大きな保険に加入する必要はありません。今後のライフステージの変化も視野に入れ、将来の土台作りとなる補償を考えましょう。また友人知人とのお付き合いやレジャーなどの機会も多いステージのため、ケガなど突発的な事故などのリスクへの備えを考えましょう。
レジャー中のケガによる手術や入院などについては、年齢に関係なく備えが必要です。またケガなどで長期間働けなくなった時の備え、そして万一の場合にも、自分自身のお葬式代、お墓代などの最低限の備えは必要です。
就職を機に自動車を購入する人も多く、また若い世代の場合は平均的に事故も多い傾向にあります。自動車乗車中の事故に備え、しっかりと保険に加入することが必要です。また若い世代はレジャー中の事故も多く見られます。自分自身の補償とともに他人にケガをさせた、他人のモノを壊したなどの賠償への備えも考えましょう。
家財道具が盗まれたり壊れてしまった場合の備えや、賃貸物件の場合は、火災を起こしてしまった際に、大家さんに対する賠償が発生することもあり、そうしたリスクへの備えも必要です。