1. フクハラアイズが掲げるお客さま本位の業務運営方針

当社は、福原グループの一員として、「社会と時代(とき)をともに愉しむ、おしゃれな心でトコトンひとつに」という企業理念に基づき、人への想い、共感・調和を大切にしながら、先見性・創造力を絶やすことなく挑戦し続け、そして常に「おしゃれ」であることを意識し、「お客さま本位の業務運営方針」を策定いたしました。
※「おしゃれ」…フクハラアイズならではのオリジナリティを大切にし、お客様に高い満足と安心をお届けする

2. お客さまの最善の利益の追及

「資生堂」創業者の福原有信が1921年3月に設立した「福原合名会社」が当社の前身です。
当社は「資生堂グループならびにそのお取引先様(以下、「お客さま」といいます)」に対し、高い専門性とサービスの提供を通じ、当社社名由来の「I(愛)に満ちたサービスを最後までZ(アルファベット最終文字)」に基づき、お客さま満足を究極まで追求していくことで、お客さまに選ばれ持続的に信頼を得られる会社を目指します。

3. 利益相反の適切な管理等

(1) 当社はお客さまに最適な保険商品およびサービス提供し続けるため、複数の保険会社で同種の保険商品の取り扱いがある場合は、募集にかかる比較推奨販売方針を定め、代理店手数料の多寡で保険会社を選定する事態を発生させない体制としています。

(2) また、当社ルールに基づく適切な募集が行われているかについては、対応履歴に記録し部ごとにチェック、保険会社毎の商品販売状況についても月次で確認しています。かかる取組についてはガバナンス委員会を通じ、日々の取組状況を確認・検証していきます。

4. お客さまへ重要な情報の分かりやすい提供

(1) お客さまへの保険商品・サービスのご提案にあたっては、お客さまの抱えるリスクやご意向等を把握し、適切な保険商品・プランをご提案します。

(2) また、お客さまに適した保険商品・サービスを選択頂けるよう、お客さまにとって重要な情報を分かりやすく、丁寧にご説明いたします。

  1. 契約概要や注意喚起情報に関しましては、お客さまに正しくご理解いただくため、「専門用語を平易な言葉に言い換えたり、重要事項を強調したりする等」工夫します。
  2. お客さまの知識・取引経験に応じ、お客さまに相応しい保険商品・サービスを提供します。
  3. 保険商品・サービスの決定に際しましては、お客さまのご意向に沿うものか、契約内容についてお客さまがご理解されているか等を確認します。

(3) 重要情報の分かりやすい提供について、部ごとの研修(ロールプレイ等)を通じ、内容の確認・向上に努めます。かかる取組についてはガバナンス委員会を通じ、日々の取組状況を確認・検証していきます。

5. お客さまに相応しいサービスの提供

お客さまへの保険商品・サービスのご提案に加えて、お客さまのお役に立つ情報の提供に取り組みます。また、ご契約後も継続的に契約の適切な管理とアフターフォローを行います。

  1. 当社が推奨する保険商品は、お客さまニーズや時代・環境の変化に対応する商品とし、最新データに基づき随時見直しを行います。
  2. ご契約いただいた後もお客さまのお役に立つ情報の提供や、お客さまが潜在的に抱えるリスクに関する助言・提案を行い、長期的な視野に立ってお客さまのお役に立てるよう取り組みます。
  3. 損害保険につきましては、お客さまが万一事故にあわれたときに、迅速に円滑な解決に向けて保険会社と連携しアドバイスしていきます。
  4. お客様の金融リテラシー向上に向け、取引先企業様の事業所単位でライフプランセミナー開催、社内LANへのコンテンツ提供を実施、かかる取組を通じ保険に留まらない情報提供、取引先企業社員皆様への福利厚生向上に向け支援を行ってまいります。

6. お客さまの声を品質向上へ生かす取り組み

当社はお客様の声を真摯に受け止め品質向上に努めてまいります。お客様の声については、苦情に留まらず、要望・問合せ、お褒めの言葉についても幅広く社内で共有してまいります。共有したお客様の声については、部毎に対応策を検討し日常の一つ一つの業務における品質向上に結び付けていくと共に、ガバナンス委員会にて経営層とも共有し、全体で品質向上取組策に取り組んでまいります。

7. コーポレートガバナンスの強化と社内浸透

当社は、お客さまに最適な保険商品・サービスを提供し続けるため、コンプライアンス研修をはじめ商品研修・販売研修に取り組むとともに、FP資格など保険取扱いに有用な資格取得のための奨励・支援を行い、人材育成に取組んでいます。また、ガバナンス委員会を設置し、企業活動における法令・社内規範(業務規定・社内ルール)・社会規範の遵守、企業倫理(企業理念・CSR)の浸透に取組むとともに、コンプライアンスを維持・改善するための管理体制を強化していきます。

8. お客さま本位の業務運営のためのKPI(2024年3月31日時点)

KPI 項目 件数(割合)
① 保有契約数の推移 損害保険契約 19,284件
生命保険契約 14,952件
② 契約継続状況 損害保険
自動車保険更新率 97.5%
生命保険 (25ケ月目継続率)
三井住友海上あいおい生命 96.7%
アフラック生命 94.9%
東京海上日動あんしん生命 100.0%
SOMPOひまわり生命 99.6%
③資格取得者数 FP1級
FP2級
FP3級
1名
9名
10名
④ お客さまの声数 ご相談、ご要望、お褒め
苦情
47件
19件
⑤ ライフプランセミナー開催状況 2023年度資生堂及び関連会社
2023年度受講者数
23事業所
8,127名
⑤ コンプライアンス委員会開催状況
※2024年度からはコンプライアンス委員会をガバナンス委員会に統合
コンプライアンス委員会
ガバナンス委員会
12回
4回

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表